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・ホワイト
連休ということでようやく重い腰を上げ、冬物コートをクリーニングに出しに行った。クリーニング屋特有の丸みを帯びたフォントで「年中無休」と掲げられたガラス扉の上に、A4コピー用紙に黒マジックの走り書きで「ゴールデンウィーク休業」との貼り紙があった。ホワイトな職場で何よりだ。クリーニングだけに。(……)


・HibiPhone
歩きスマホをしていたら、
不意に「画面割れてないですか?」
の声。顔を上げると、‪格安SIMのお店のお姉さんがティッシュを配っていた。‬
今は割れていないけれど(正確には、保護ガラスシートが少し割れている。ゴリラガラスというたいそうな名前のくせに)、人生においてiPhoneの画面が割れていた期間が4割くらいあったので
「もしや…心を読まれているのでは?」と世界一しょうもない疑いをかけてしまった。


・下心の利点
少し前に、玄関のカギの金属部分やインターホンに砂埃がたまっているのを発見した。
しかし、一度家に入ってしまうとわざわざティッシュを持って玄関に出るのがめんどうくさく、いつも砂埃を横目に帰宅する、というのを繰り返していた。
干物女の私には、家にイケメンを呼ぶという機会に恵まれておらず、縁のない話だが
「もし万一、イケメンを交えて私の家に集まって宅飲みするなんてことが起こった場合、インターホンに砂埃のたまった女の家はイケていないのでは?」と思い起こし、掃除するに至った。(いざ拭くとなると数十秒で終わるので大した話ではない。)
また、似たような動機で排水口を掃除したりベランダを掃いたりしており、下心は我が家の清潔に大いに役立っている。


・通り雨
電車を降りると、ざあざあ雨が降っていた。
今日のタスクはもう帰宅するのみ、童心にかえって雨に打たれて歩くのも楽しいのではないか?(正直者なので告白すると、カバンの奥底にしまった折り畳み傘を引っ張り出すのがおっくうであったという方が大きいかもしれない)との思いで濡れながら家に帰った。
実際のところ、貰い物の腕時計や買い物袋は気がかりだし、スニーカーは撥水性に長けておらず、たまたまかけていた眼鏡に水滴がついて前がよく見えず、という感じで、正直あまりイケていなかった。
大雨の中、暖かい季節に、電子機器のたぐいを持たず、サンダルで、傘をささずびしょ濡れになってみたいという気持ちになったが、通り雨というのは大抵人間の都合の悪いタイミングで降るものである。

 

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今週のお題ゴールデンウィーク2017」