不足する

うまくいかないことばかりだ。
うまく折り合いをつけて生くしかないのだ。けど。

ただ好きなことを共有したい、楽しい時間を共有したい、それだけの欲求が満たされないこともあり

取って付けたような解決策はいらない、ただ理解してほしい、共感してほしい、ああそれだけなのに、と思うときもあり

こんな様々なことが重なってたいへんな目にあっているのはこの世界にたったひとり、じぶんだけにちがいない、と思う夜もあり

ひとびとはがんばっているのに、どうもそんな気になれない、ただ生きていくだけで精いっぱいではないか、それでいいでないか、じゅうぶんがんばっているではないか、と理屈付けてだましだまし日々を過ごしたり過ごせなかったりという人もあり

ごはんがおいしかった、それだけが生きていく理由でいいはずなのに、自分の生きていく理由がほしい、お前なんかいなくてもいい、と言われる、代替の利く平凡な自分が嫌で起きられない朝があり

目に見えてわかりやすい病気や不幸な環境はないもものの、ふつうのひとがふつうにできることに困難があり、あたりまえのこともできないなど言われ、誰知れず苦労している日々があり

人の目が気になり、流行りが気になり、習慣が気になり、生きるのにはじゅうぶんなはずなのに人並みでないのではないかと満ちない心があり

環境・才能・努力できる精神肉体、全てそろっていたらそろっていたで、人に羨ましがられるのを煙たがり、自分が今できる人間なのは自分ががんばったからなのに、お前らはがんばっていないくせに文句ばかり、と文句を言うんだろうから

職場や学校などと、家と、趣味の世界と
、だけが世界じゃないんだからとは言うものの、日々を過ごすにはそれらはあまりに大きすぎ、狭すぎるが

どこの所属でも、どの点にも秀でていないひとはいったいどう生きていけばいいんだろうねえ。

その界隈の上位に立つ憧れのひとでさえ、悩み生きているのを見ると

我々などどう生きていけばいいんだろうねえ。難しいねえ。

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不足はよくないねえ。

また電車が嫌いの話

隣の男性が小さな女の子を連れていたので、無理に詰めることができず立っていると、後ろから来た人はそんな事情など知らず強引に詰めかかってきた。どうやら冤罪対策につり革を両手で掴みたいらしい。どうにも立っていられないので、仕方なく前のカップルと思しき男女二人組に左半身を突っ込む形となる。

決してあなたたちの邪魔をしたいわけじゃあないんです、と、せめて男の人には興味ありませんという姿勢を示すためになるべく女の人の方を向く努力をする。女の嫉妬は恐ろしい。妙な姿勢なので腰が痛い。何より精神を消耗する。

 

たった15分の電車通勤なのになぜ毎日毎日こんなにも疲れるのだろうか。仕事*1より、よっぽど心を使っている気がする。

 

体調が悪く、たまたま目の前の席が空いたときさえ、周囲に老人や妊婦やけが人はいないか気になりすんなり座れず、座ったら座ったで、次の駅に停まるたびに周囲を見渡し、優先的に座るべき人はいないか、気を配らなければならない。かといってじろじろ見ていたら変人なので、そうもいかない。目を瞑っている間に目の前に優先人間がきていたらという罪悪感でおちおち寝てもいられない。

 

就活の時、毎日、地方から東京まで2時間近くかけて通っていたけれど、電車に乗って座ってまだ数駅のところで目の前に老人が来て、譲り、その後東京まで1時間半立ちっぱなしということがかなりあった。慣れない上に大嫌いなヒールで。*2

 

休日の遠出で電車に乗って座っていたら、お婆さんが目の前に来たので譲り、次の駅で向かい側が空いたので、譲った老人に「座りなさいな」と勧められた直後にまたべつのお婆さんが来たので譲り、数駅してべつの席が空いたので両方のお婆さんに勧められて座ったら今度はお爺さんが目の前に来た日にはさすがにこれは、と思った。*3

 

意地でも座りたいよいうような人がとても醜くみえる。
そう見られるくらいだったら立っている。そこまでして座ることに対して萎える。

 

いっそ老人専用車両、冤罪が怖い人用男性専用車両、妊婦専用車両、けが人病人専用車両、めちゃめちゃ座りたい人専用椅子争奪戦車両、べつにどうでもいいしでも目の前が空いたら座るしそれを誰も咎めない車両、など作ってくれたら、ととたいそうばかげたことを考えたこともある。

 

それくらいには電車が嫌いだ。大嫌いだ。

 

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*1:別段好きでもない

*2:いくら足に合わせても履き心地が悪い上に、そもそもヒールというかパンプス全般的に美しいと思えないので好きになれない。女性のビジネススタイル=パンプスという特殊な文化が早く廃れてほしいと思っているほど。

*3:よく老人に道も訊かれるし、そういう顔をしているのかもしれない。顔が薄く、庶民的な感じなので。そういえば、就活や教育実習で黒染めしていた髪を茶色に戻した途端、道を訊かれなくなったのは露骨だなと思った。

ヒラメの漬け丼を、にんにく大葉たまり醤油で!

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最近はやっているというヒラメの漬け丼というものを、わたしもしようと思ってするのだ。

青森まで気軽に食べにいくことは現実的でないので、機会があったら作ろう、と。
幸い、21世紀にはインターネットがあり、インターネットにはヒラメの漬け丼のレシピがあった。

スーパーで半額のヒラメのお刺身を見て、この機会だ!と思ったのだ。

さて、このレシピの特徴は、
1.漬けの醤油に、にんにくが入っていること
2.卵黄を乗っける
の2点である。

1.にあたって、にんにくをするのも面倒だし、ちょうど冷蔵庫ににんにく大葉たまり醤油があったので、これを使おう!と思い立った。

このにんにく大葉たまり醤油は、ベランダのプランターに(去年の種が土に残っていたのか、勝手に生えて)茂りすぎた大葉を、保存食にしようと作ったもの。

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レシピは簡単で、ビンに洗って水気を取った大葉を入れて、にんにくも数片いれて、中国たまり醤油とふつうの醤油と1:2ほどで注いでつけておくだけ。

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この大葉醤油を、煮切った酒とみりん(すこし甘みがあると卵黄とよくあうのだ)に合わせて、プランターからタカノツメを採ってきて刻んで、ヒラメを30分ほど漬けておく。

タカノツメは、以前料理に使った際に種を取り除いたのを、興味本位でプランターな蒔いたら、これまたよく茂ったのだ。

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漬けておく間に、卵持ち生甘エビ(解凍モノでない)の処理をする。

唐突に出てきた甘エビは、スーパーでヒラメの隣に、深青緑の卵が目をひいたのでついつい買ってしまった。300円だったし。

甘エビの頭は揚げて、ブラックペッパーを挽いて、すだちを添えておつまみに。

さて、ご飯の上に浸かったヒラメを並べて、甘エビものせて、卵黄を落として、きざんだ大葉の若芽を散らせば完成だ!

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まずはヒラメだけで食べてみる。うん、にんにく大葉醤油、正解だ!
にんにくで食欲をそそられるが強すぎず、大葉のさわやかさが淡泊なヒラメを消さずに引き立てている。値引き品だったけど、鮮度劣化による生臭さを感じさせない。

次に生甘エビ。卵のプチプチとした食感に、とろっとあまい身。わさび醤油もいいけど、塩すだちだともっと甘さが際立つ。

さて、ここでお待ちかねの卵黄崩しタイム!
この料理は、「卵黄を崩してがっつり混ぜて食べるのがよい」とされているので、ここは躊躇せずそれに従うが吉!
と豪快に混ぜていただく。

「………!!お、おいしすぎる!?!!」

こ、これは!!!こんなにも卵黄と漬けが合うなんて!!!
たまり醤油とみりんの甘みと卵黄のコク、しっとりとした歯応えのヒラメ、コリコリのえんがわ、強すぎないにんにくの刺激、それらをくどくさせない大葉と生唐辛子のさわやかな香り、ピリッとした刺激……!

これはどおりで混ぜて食べるのが正解なわけだ。するするっとあっという間に完食してしまった。

そして、甘エビの頭の唐揚げにすだちをがっつり絞ると、それはそれはビールが進むのでした。

揚げ油にネギの青い部分を入れておいたのが仕事している。

とどめに刺身のあとのしっぽも揚げたら、これまたビールが進みましたとさ。おしまい。

 

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追伸:先日筋子をばらして漬けた際にも、生唐辛子の香りが仕事した。
今度また漬けることがあったら、にんにく大葉醤油も実験的にすこし試したい……?

というかこの筋子はたいへん未成熟で、やさしく扱っても1/3ほど潰れてしまったので、いっそ筋子ごと漬けたほうがよかったかもしれない。
薄味でやらかくてすぐ溶けて白米とあわさって、飲み物と化しておいしかったけど、本当にもったいなかった。

筋子漬け参考:

一足先の白い吐息

冬が近づくのを感じるこの時期だけ、少し煙草が吸いたくなる。

大学時代のちょうど寒くなりはじめた頃、初めてそれを買った。

理由はいろいろあって、コンビニでバイトしていて後ろにずらっと並んださまざまな色の箱に純粋に興味をもったとか、
陳列している最中の、火をつける前の香りは悪くなかっただとか、
お客さんの中で、かっこうよくて店員に優しいお姉さんがいつも買っていくのに憧れていたとか、
ほかにも身の回りに数人、煙草が似合うかっこよい女の人がいた、とか。

(かっこよいおねえさんに憧れるのなら、その人のファッションやスタイル、コミュニケーションなどを見習うべきなのだが)

あとは、
ため息が煙というぼんやりとした形をもって出ていくところが好きだ。
まるで心の中の憂鬱や、不安や、焦りを、吐き出せるみたいで。

だから、吐息の白くなる真冬には必要ないのだ。

当時、ベランダのない部屋の窓から身を乗り出して、上半身に寒さを感じながら、秋の夜特有のかなしい思いを燻らせていた。
もう成人しているし、誰かに咎められているわけでもない。なのに、罪悪感がある。
誰かに言うでもなく、隠れるように夜に、ひっそりと。

そうして、慣れない喫煙に頭がくらくらし出すと、ただ少しずつ煙草の先の火が燃え進んでオレンジの動いているのを、ぼうっと眺めたりしていた。

燃え尽きたあとは、すぐに歯磨きをして、しかしスッキリしない口の中を不快に思いながら、駆け足でお風呂に入るのだった。

チョコレートの味がするものがある、と知って、遠くのタバコ屋まで自転車を漕いでいったこともあった。
わくわくして口にすると、紙に甘味料が付いていて確かに甘く、煙もかすかにカカオのようなものが香るけれど、やっぱり煙草は煙草だった。そして、いつもの1mgのカプセルフレーバーのものよりもずっときつく、大いにむせた。格好わるいったら。

残念ながら学校を卒業して数年経ったいまも、あの憧れた女性のようにはまったく近づけておらず、ただ秋の夜に煙草に火をつける格好わるい習慣だけが残ってしまっている。

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思考が黙読されている

なにかものごとを考えているとき、頭の中で自分が書き言葉というかブログ文体のようにしゃべっている。

これはだいぶ昔からで、はっきりと気づいたのは中学くらいだったろうか。そのときは、季節の変わり目にセンチメンタルなことを思っていて、やけに小説風だなあとハッとしたのだ。


不便なことといえば、文字を打つときは大抵箇条書きなのだ。(レポートやブログの下書きとか)
①文章(思考)→②箇条書き(アウトプット)→③文章(清書)
これが恐ろしく効率が悪い。
①→②は思考からアウトプットする際に変換作業が噛むので時間がかかる。とりこぼしもある。
また、手が追いつかないというのもある。
パソコンが苦手で(IT会社でデスクワークの仕事をしているのに!)タイピングが遅く、プライベートではめったにPCは使わない。
専らiPhoneフリック入力している。これが一番早い。でも頭の中の音声に追いつけない。結果、どんどん減っていって単語だけ落としていって、結論までたどり着けなかったりする。

②→③の際には、箇条書きで欠落した思考を埋められなかったり、つかれてモチベーションが保てず途中で投げ出したり。あとは読み返してつまんなくなって、または恥ずかしすぎてそのまま放置など。
そんな書きかけのメモが消せもせずiPhoneに大量に入っている。


音読をして録音してそのまま書き起こしたり、音声入力したりすれば良さそうなものだが
声に出そうとする変換作業で疲れて、思考が蒸発してしまう。
あと、自分の声と頭の中の声が微妙に違うというか、正確には声じゃないというか、なんというか。
自分の声ベースなのは確かなんだけど。
意識するとぼやけてしまう。掴めない。


あと、⑴思考を頭の中でしゃべっているとき・⑵しゃべりながら思考を文字で文章化しているとき(書くことをしゃべっている)・⑶書いたものを黙読して読み返すとき でそれぞれイントネーションが違う。⑴はすらすら淡々と、⑵はひとつひとつの言葉をはっきりと(手にスピードを合わせているというのもあるけど)⑶は大げさな朗読風、といった感じに。

ああ、頭の中の朗読文章をそのまま文字媒体にすんなり変換できたらどれだけ楽だろうなあ。それが冗長で読み直すとへんちくりんな文章でも。

自分の思っていることを外に出せないのは、そのまま忘れてしまうことが、なんだかとても悲しいのだ。

なんかがんばって書いてたら真っ白になって思考がしゃべらなくなってしまった。寝よう。


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魚は使わない?!栃木のおばあちゃん流「冷や汁(ひやっしる)うどん」

気づいたら9月に入っていた。
冷たい風の吹く日もあり、気づいたら日が暮れている。
夏が終わってしまったことが悲しい。
秋はどうしてもいろいろなことを思い出しては、センチメンタルな気分になってしまう。

 

ところで最近、一部の料理ブロガーさんやwebライターさんでは「自家製麺」がブームのようで、自家製ラーメンのおいしそうな記事やツイートをよく見かける。
その中にちらほら、手打ちうどんを打っているのも見かけるようになった。


(一例としてはピンとこないかもしれないけれど、広告記事なので勝手にリンクを貼っても怒られないだろう選出)


誰しも、夏といえば「この料理!」という思い出深いメニューがあるだろう。
例えば、夏休みのお昼の食卓にしょっちゅうのぼった(手抜き代表)「そうめん」だったり、
家の畑で採れすぎた夏野菜で作る「夏野菜カレー」だったり。(カレーに限らず夏野菜採れすぎの件は田舎あるあるだと思う)

私の中での思い出の味は、年に一度、夏休みに栃木のおばあちゃん*1の家で食べた「うどん」だ。
それは、おばあちゃんが北関東名産の地粉を使って手打ちで作った、幅が不ぞろいでややくすんだ色味がかったうどんを、
栃木流かつ、おばあちゃん流の「ひやっしる(冷や汁)」につけて食べるというものだ。

 

一般的な冷や汁といえば、鯵をほぐしたものやいりこが使われる。また、ご飯にかけて食されるものである。
冷や汁 - Wikipedia
しかし、おばあちゃん流のひやっしるには魚は用いない。そして、ご飯ではなくうどんのつけ汁として食される。*2

 

しばし夏の思い出に浸ったことだし、プランターの大葉は元気に茂っているし、なによりうどんが食べたくなったので、おばあちゃん流「ひやっしる」を作ることにした。

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材料は以下の通り
〈A〉
・ごま
・大葉
・たまねぎ(重要)
・砂糖
・味噌(合わせ)
〈トッピング〉
・きゅうり
〈その他〉
・氷水
・お好みのうどん

1.〈A〉の材料を1つずつすり鉢に入れてすりつぶす。砂糖と味噌は味見しながら好みの濃さに決める。(後で氷水で割るのでやや味噌を濃いめに仕上げるとよい)

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2.きゅうりは細切りにする。
3.氷水をピッチャーに用意する。うどんをお皿に盛り付ける。

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以上!

(大葉を入れ過ぎたのでかなり緑がかってしまった)

各自うつわに味噌をとり、氷水で好みの濃さに溶かして、きゅうりをトッピングして、そのつゆでうどんを頂く。

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出汁を使わないと物足りないのでは、と思うかもしれないが、玉ねぎがよいアクセントになって、じゅうぶん満足できる。

食べてみて物足りないと感じたひとは好みの出汁で割ればいいと思う。(顆粒だしをふりかければリカバリーできるだろう)
検索してみると出汁で割るレシピがあるので、そっちの方がメジャーなのかもしれない。

 

みなさんも残暑の日に作ってみてはいかがだろうか。大葉の香りと玉ねぎのアクセントで、さっぱりするする頂ける一品だ!

 

追記:余った味噌は、もろきゅう代わりにきゅうりを食べるのがおすすめ!
とってもよく合う。

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*1:祖母という響きよりおばあちゃんの方が柔らかい印象で好きなので、敢えておばあちゃんと記しています。お見苦しかったらすみません。

*2:あくまでおばあちゃんちでのことなので、ご家庭によって異なるかもしれない

6、7月の日記

仕事用の手帳のはじに書き留めていたものを掘り起こす。さぼりではない。

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6/15
今まで何の気なしにティッシュやら捨てていたゴミ箱の側面に、「電池専用」の文字を発見する。

6/21
‪不燃ゴミと粗大ゴミの狭間の大きさのトースターに、ワンチャン賭ける。‬

‪6/22‬
‪朝、家を出るとトースターはなくなっていた。果たして回収したのはごみ収集車か、それとも。‬

‪6/23‬
‪寝ぼけて髪をセットしていたら、コテでアゴを火傷する。‬

‪6/23‬
‪帰宅したらやけどの跡がルージュのキスマークになっててウケる。‬

‪6/24‬
アゴの心配をしてくれた優しい先輩に、「大丈夫っす笑 ちょっと180度で火入れされただけっす笑」と、まじでキモい返事をしてしまう。‬

‪6/25‬
‪謎のフォーメーションを組んでいる野良猫三匹組に遭遇する。しばらくして隊形移動があり、フォーメーションBも見ることができ、たいへん感心した。‬

フォーメーションA

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フォーメーションB

‪7/2‬
‪河原を散歩していたらカニとすれ違う。‬

‪7/4‬
‪生地の弱いシャツを着ていたので、蚊に肩と脇の下を噛まれる。‬

7/5
口内の出血を不審に思い、点検をしてみたところ、まさに氷山の一角といった様子で左上の親知らずが露呈しているのを認める。

7/6
降水確率20%にベランダの命運預ける。

7/6
無事乾いた洗濯物を手にする。

7/15はパチモン記念日
「靴」が好きで、重めのタグ付きの靴で通勤していたところ、どうやら会社で「マーチン履いてる若手」と呼ばれていたらしいことを知る。
正直に、「あれドクターマーチンじゃないですよ」と告白したところ、パチモンパチモンと騒がれてしまい、iPhoneケースもブランド模様のパチモンだったことと相まって
今日から私は「パチモン女」に成り下がってしまった。なんだそりゃ。

7/19
ほんの一角であった親知らずが、だいぶ露わになる。

斜めだった。


7/23
花壇に落ちていた業務スーパーの冷凍かぼちゃの空袋をみて
かぼちゃの空袋が果たしてどんな一生を過ごしたのか
散歩中ずっと考えていた。

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7/27
仕事中、球状のおっちゃんが
「ぽーにょぽにょぽにょ」と歌い出したのはずるかった。

8/1
ビルの窓に打ち付ける雨の音を聞きながら、
ベランダの洗濯物を想う。